オーストラリア大使館東京

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大使館の敷地と建物について

大使館の敷地の歴史

Embassy Old
旧大使公邸

在京オーストラリア大使館は、東京都三田にあります。13,000平方メートルの敷地は、徳川時代、将軍が定めた参勤交代の制度に従い、蜂須賀家が所有していたものです。

大使館の初代の建物は、1927年蜂須賀(はちすか)正韶(まさあき)侯爵と息子の正氏(まさうじ)によって建てられました。二人はケンブリッジ大学で学び、イングランドでの生活を想起させる西洋風邸宅を建築することを決めたのです。1952年にオーストラリア政府がこの敷地と屋敷を購入しました。

1988年、敷地の再開発のためこの古い屋敷に替わり、新しい大使館事務棟、大使公邸、館員官舎が建設され1990年に完成しました。


大使館の設計

Embassy New
オーストラリア大使館

オーストラリア大使館の建物は、本国の著名な建築設計会社のデントン・コーカー・マーシャル社の設計によるもので、日本においてオーストラリアのモダンなイメージを表現しようとしています。事務棟、大使公邸、館員官舎を擁し、統一されたモダンなオーストラリアの顔となっています。

建物はE字プランを採用しています。伝統的なスタイルをベースとしていますが、建物の外壁はPVF2コーティングのアルミ仕上げです。

現在の大使館は、元の建物と庭園の要素を保ちつつ、革新的かつ前進的で、極めて重要な日本との関係発展に努力する、オーストラリアの現代的なイメージを反映しています。

大使館の庭園

大使館の本館の裏手にある庭園は、数百年の歴史があります。この庭園は、オーストラリア政府が蜂須賀家から購入した土地の一部でした。新しい大使館の施設の中で、旧庭園の面影を残す努力が払われました。

旧庭園は、建物に隣接する上の庭と芝生の先の下の庭の二つに分かれていました。今日では、上の庭のみが大使館の一部となっています。

芝生のエリアは、月見台と呼ばれる築山から見下ろすことが出来ます。この庭園には、桐と鳳凰の装飾がついた江戸時代の石灯籠など、数点の歴史的な石のオブジェがあります。 また、牧川明生作の「太陽」と「月」の二点の庭園彫刻があります。これらは、再開発の際に依頼して作られたものです。旧公邸の車寄せは小さなあずまやとして残され、現在はオーストラリア自然庭園への入り口となっています。

オーストラリア自然庭園

オーストラリア自然庭園ができたのは、ある意味自然の流れによるものでした。元々は芝生が生えているだけの土地で、植物もほとんどなく、大使館スタッフや住民もほとんどここに足を運ぶことはありませんでした。そこで、典型的なオーストラリアの風景を作り出すため、オーストラリア産の植物から成る「オーストラリア自然庭園」を造ることが提案されました。

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