オーストラリアについて
Australia in Brief
オーストラリア概観
オーストラリアには、熟練した労働力と強くて競争力を持った経済があり、安定して文化的に多様な民主的社会の国である。人口は2,100万人余りだが、大陸全体をただ一つの国で統治しているのはオーストラリアだけである。島としては地上最大で、面積では世界で6番目の大国である。
オーストラリアは世界で最も古い大陸の一つで、人類が6万年にわたって住んできたと推定される。ヨーロッパからの植民がやって来るまでは、アボリジニとトレス海峡島しょ民が大陸の大部分に住んでいた。イギリスが最初の植民地を開いたのが1788年1月26日であるから、オーストラリアの近代史は比較的浅い。
オーストラリアでは世界の多様な生物の10パーセントが見られ、固有の動植物や鳥類などの多くは世界でもこの国だけにしか生育していない。オーストラリア政府はこの独特の環境や自然の遺産を守る努力をし、世界遺産への登録や数多くの国立公園、自然生物保護区などの設置を含めて、様々な保護手段を講じている。
オーストラリアの経済規模は世界で14番目で、先進工業国としては9番目に大きい。(2007年現在) 国民1人当たりでは世界で15番目に豊かであった。また民主主義が継続して機能している国家としては世界で6番目に古い。
オーストラリアの国民には、アボリジニ、トレス海峡島しょ民、および200ほどの諸国からの移民が含まれる。第二次大戦後の60年以上にわたる移民計画で、66万人を超える難民を含めて、650万人以上の移民を受け入れた。この期間に、7百万人の人口が3倍に増加した。
移民たちは、語学力やその他の能力を持ち込んだが、これらは今日の地球規模の経済活動や労働力のなかで役立っている。オーストラリアの公用語は英語であるが、300万人以上の人が家庭では英語以外の言葉も話している。(2007年現在) その結果、オーストラリアの労働者たちは様々な異なったビジネス環境にも対応できるので、西欧のビジネス文化にとっては親しみやすいところである。
ご存知ですか?
国連開発計画 (UNDP) によると、オーストラリアの人間開発指標 (Human DevelopmentIndex: HDI)は、ノルウェーとアイルランドに次いで世界第3位である。(UNDPの2006年度HDIレポート)
オーストラリアの経済は自由で斬新性があり、オーストラリア政府は、1990年代初期から始まった強力な経済成長の維持に意欲を見せてきた。過去10年以上にわたる堅実な生産性の成長は、低いインフレ率や金利と相まって達成されてきた。
オーストラリアの経済は自由で斬新性があり、オーストラリア政府は、1990年代初期から始まった強力な経済成長の維持に意欲を見せてきた。過去10年以上にわたる堅実な生産性の成長は、低いインフレ率や金利と相まって達成されてきた。
オーストラリアは、経済協力開発機構(OECD)加盟国のなかで、政府の純負債がゼロになった数少ない国の一つである。2006年度のOECD経済要約はオーストラリアについて、生活水準は1990年代当初から着実に向上し、今や8カ国首脳会議(G8)に参加している先進諸国の中で、アメリカを除くどの国よりも高いと記している。
オーストラリアの輸出は、2007年度には総額2,180億ドルで、鉱産物、エネルギー、工業製品、農産物、サービスなどが輸出された。
オーストラリアには行き届いた教育制度があり、就学率は世界でもトップクラスである。オーストラリアが受け入れている留学生は年々増加し、現在英語圏内の留学先としては世界3位にランクされている。(2007年現在)オーストラリアの海外援助計画は、発展途上国の人たちが貧困から抜け出して、災害時には速やかに対応出来るようにするのを目的にしている。貧困状態の人たちが世界中で最も密集しているアジア 太平洋地域を優先している。オーストラリアは、アフリカや中東の発展途上国も援助している。
オーストラリアの外交・通商政策の主要な目的は、国の安全保障と長期的な繁栄を促進することにある。重要な課題は、安定した世界の秩序を支持しながら、急速に変化する環境の中で、オーストラリアの国益を守り、推進することである。オーストラリアの国際的に取り組む三本の柱は:国連や世界貿易機関(WTO)を含めた世界統治機構への積極的な参加;アメリカとの同盟関係の強化;アジア太平洋地域の国家や機構との関わりである。
オーストラリア人が楽しんでいる生活の質は、世界のトップクラスである。清潔な自然環境、衛生施設、教育、生活様式などが一体となって、オーストラリアを魅力ある生活の場にしている。オーストラリア先住民の古来の伝統や様ざまな文化が、今日国内で見られる多様な文化や芸術的才能の形態に反映されている。
ご存知ですか?
2007年に、世界最高の都市として、シドニーは連続2年第2位に投票された。メルボルンは第6位で3あった。(英調査機関サイモン・アンホルトの2007年都市調査指標) また、世界で最も住みたい上位11都市のなかでは、オーストラリアの5都市が選ばれている。 (英Economist誌の関連情報部門EIU2005年の調査)
素晴らしい自然環境、豊かな先住民の歴史と文化、多文化社会、高品質の食べ物やワインなどが、オーストラリアを国際的に人気のある旅行先にしている。2007年には、およそ560万人がオーストラリアを訪問し、観光産業がサービス輸出の収入に最大の貢献をしている。
オーストラリアは、無記名投票と女性参政権をいち早く導入した健全な民主主義国家である。オーストラリアの政治制度は、イギリスと北米の自由民主主義をモデルにしているが、オーストラリア独自の特色を持っている。
国旗

Australian National Flag
横:縦 = 2:1
オーストラリアの国旗は、総数32,823におよぶ応募デザインの中から選ばれ、1901年9月3日メルボルンで初めて掲揚された。南十字星はオーストラリアが南半球にあることを、大きな7稜星は州、準州、特別地域からなる連邦を、ユニオンジャックはイギリスとの歴史的な絆を表現している。
国の色
1984年4月19日、オーストラリアの国の色が緑と金色に制定された。
オーストラリア・デー
オーストラリア・デーは、毎年1月26日に祝われる。シドニーの入り江にイギリス国旗が翻った1788年のこの日を記念している。
国歌
Advance Australia Fairは、1984年4月19日、オーストラリア国歌として正式に制定された。
Australian National Anthem (英語) (歴史・歌詞・楽譜ほか)
Australians all let us rejoice,
For we are young and free;
We’ve golden soil and wealth for toil;
Our home is girt by sea;
Our land abounds in nature's gifts
Of beauty rich and rare;
In history's page, let every stage
Advance Australia Fair.
In joyful strains then let us sing,
Advance Australia Fair.
Beneath our radiant Southern Cross
We'll toil with hearts and hands;
To make this Commonwealth of ours
Renowned of all the lands;
For those who've come across the seas
We've boundless plains to share;
With courage let us all combine
To Advance Australia Fair.
In joyful strains then let us sing,
Advance Australia Fair.
紋章
オーストラリアの紋章は、1912年に国王ジョージ5世から授与された。中央の盾には、連邦を象徴するオーストラリア6州の記章を配し、それをゴールデン・ワトル (黄色のアカシア)、カンガルー、およびエミューが取り巻いている。カンガルーは国を象徴する動物として古くから認められ、ゴールデン・ワトル (学名Acasiapycnantha Benth) は、1988年8月、国の花に制定された。
Commonwealth Coat of Arms (英語) (歴史・使用ガイドライン・イメージダウンロードほか)
Online
- オーストラリア政府情報ポータル(英語)
- オーストラリア首相・内閣省(英語)
- オーストラリア連邦議会(英語)
- オーストラリア政府ジュリア・ギラード首相公式ホームページ(英語)
- オーストラリア政府外務貿易省(英語)
- 栄誉・叙勲・国のシンボルなど(英語)