オーストラリアについて Australia in Brief
国際援助
オーストラリアの国際援助計画は、発展途上国の人たちが自力で貧困から抜け出すのを援助するのを目的としている。またこの計画は災害発生時にも対応している。
援助計画はオーストラリア国際開発庁(AusAID)が運営し、発展途上にある相手国のニーズを確かめた上で、対応している。オーストラリアは、7億人以上が1日2ドル以下の生活費で生きているような、貧困状態の人々が世界中で最も集中しているアジア太平洋地域にその重点を置いているが、またアフリカや中東の発展途上国へも援助の手をさしのべている。
オーストラリアは、ミレニアム開発目標に向かって尽力する決意をした、国連加盟189カ国の一つである。これは2015年までに、極度の貧困に苦しむ人口を半減させるという明白な目標を示している。この目標は、オーストラリアの援助計画が今後も実質的な貧困の削減に焦点を当て、その達成を目指すための道標になっている。このため、オーストラリア政府は、政府開発援助金(ODA)を、2015-16会計年度までに、国内総生産の0.5パーセントに増額することを約束している。
オーストラリアは、極度の貧困と飢餓の解決;初等教育普及の達成;男女格差の解消と女性の地位向上;乳幼児死亡率の削減;妊産婦の健康改善;エイズ、マラリア、その他伝染病の防止;環境の持続可能確保;開発のための世界的協力関係の推進などに援助を提供している。
オーストラリアは、初等教育の普及達成と、労働市場における今後の学習と成功のための、基本的な技術を人びと身に付けさせることを主眼にした教育に、多額の資金を投じている。
オーストラリアは、アジア太平洋地域の成長を支援し、個人や施設、国などのレベルでの永続する関係構築を目指して、教育、研究、専門分野などで開発の機会を与えるため、数多くの奨学金を提供している。 人道的危機の被害者に対する迅速で寛大な援助で、域内でも、世界的にも、長く誇らしい伝統のあるオーストラリアは、インドネシア、東ティモール、パプアニューギニア、太平洋諸島などでの、危機や自然災害に際して成功した国際的な対応の先頭に立ってきた。
オーストラリアの援助は、2004年12月のインド洋大津波の後に顕著であった。この時オーストラリア政府は、インドネシアの再建と開発計画に10億ドルを提供し、津波の被災者が立ち直れるようにその後も救援を続けている。オーストラリアはまた、アフリカ、アフガニスタン、およびイラクでも人道的な救済のため大きな貢献をしてきた。
海外援助計画を通じて、オーストラリアはこの地域が直面している重要問題解決のため、現実的で積極的な貢献をしている。