オーストラリアについて
Australia in Brief
人気のある旅行先
トラベルガイドの出版社Lonely Planetが2006年に行った調査では、170カ国の旅行者が、行きたい場所のナンバー・ワンにオーストラリアを選んだ。
2007年オーストラリアを訪問した観光客の国と地域のトップ10は、ニュージーランド、イギリス、日本、アメリカ、中国、シンガポール、韓国、マレーシア、ドイツおよび香港であった。大部分はアジア太平洋地域であるが、ヨーロッパや南北アメリカからの旅行者も絶えずオーストラリアを旅行先として高く評価している。
2007年にはおよそ560万人の観光客が海外から訪れた。観光客は、クリスタルのような海、原始的な自然環境、珍しい動物、フレンドリーな人々やくつろいだ雰囲気に引きつけられている。しかし、ただ海辺で休暇を過ごすだけにやって来るのではない。食べ物やワインは、世界の料理界でも評判が高いし、芸術も斬新で才能に溢れているので、観光客が訪れる理由になっている。
先住民の芸術は、ニューヨークからロンドンに至るまで世界各地のアート・ギャラリーで称賛されている。オーストラリアの文化の多様性、寛容さ、包容性、国際的な生活様式なども、外国からの訪問者に歓迎の気持ちを伝えるのに重要な役割を果たしている。
ご存知ですか?
リュックを背負って旅するバックパッカーは、2006年には外国人観光客のおよそ11パーセントを占めたが、金額は平均して一般観光客の2倍も使っている。大部分のバックパッカーは20歳から29歳で、イギリス、スカンジナビア諸国、ドイツ、アメリカなどから来ている。
オーストラリア政府は、 重要な特定分野に絞った様々なニッチ市場を開発している。 政府観光局が勧めている、7つの主なオーストラリア経験の旅は、次の通り: 先住民観光、海岸での生活様式、主要都市、各地の周遊、食べ物とワイン、オーストラリアの自然と奥地。これらにはオーストラリア全土で得られるユニークで多彩な旅の経験が盛り込まれている。
教育ツアーは、オーストラリア観光産業の成長分野になっている。数では外国からの訪問客の7パーセントでしかないが、延べ滞在期間では全体のおよそ28パーセントを占めている。この市場は2006年だけでも、オーストラリア経済に推定40億ドルをもたらした。
先住民の文化は、オーストラリアの観光産業にとってユニークな呼び物になっている。オーストラリアの先住民は、自分たちの過去の遺産や現在の文化に誇りを持っていて、その文化や慣習、信仰、価値などと共に、それらがオーストラリアの風物に及ぼしている意味を訪れる人々と分かち合いたいと思っている。2006年には外国人全旅行者の15パーセントに当たるほぼ83万人が、オーストラリアで先住民の文化を経験している。
ご存知ですか?
オーストラリアは非常に広くて、北部の熱帯地域から中央の広大な乾燥地域、南部の温帯地域へと、様々な気候帯を含んでいる。 オーストラリアの秋は3月から5月、冬は6月から8月までである。7月は山岳地帯の平均気温が摂氏5度からマイナス5度で、平均気温が一番低い。熱帯地域の冬は乾期として知られるが、気温は摂氏5度から30度の間で上下する。春(9月-11月)と夏(12月-2月)には、オーストラリア南部では1月と2月の平均気温が最も高いが、北部では概して12月が最も暑い。
自然に関連した観光やエコツーリズムが海外からの旅行者に最も人気があり、全旅行者のほとんど半数が国や州の公園を訪れている。2007年6月までの1年間に、オーストラリアの自然を訪れた外国人旅行者は350万人だった。
高級ワインを生産し、新鮮な各地の食料品を供給する国として高まっているオーストラリアの評判と相まって、食べ物とワインに関連した観光も盛んになっている。グルメ志向の旅行者は、他の訪問客より滞在期間が長く、使う金額も多くて、地方へ出かける人たちも多い。
オーストラリアは、会社の会議やご褒美旅行、ビジネスでの行事、団体の会合などでの魅力のある海外の行き先にもなっている。