オーストラリア大使館東京

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オーストラリアについて
Australia in Brief

安定して競争力のある経済

オーストラリアは1992年以来連続17年にわたって、年平均3.3パーセントの経済成長を記録してきた。

この期間は、オーストラリアの近代史上最も安定して生産的な一時期で、持続した成長率ではオーストラリアは先進国中最上位の階層に属している。

オーストラリアは、2008-09年度にも、また2.75パーセントの成長が予測されるが、これは経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均成長率である2.2パーセントを上回っている。さらに、国際経営開発協会(IMD: International Institute for Management Development)の国際競争力年鑑は、オーストラリアの被雇用者一人当りの労働、農業および産業生産性を、アジア太平洋地域で第一位にランクしている。2006年版OECD経済白書によると、オーストラリアの生活水準はG8諸国の中でアメリカを除いたどの国よりも高かった。

健全な経済管理

オーストラリアのプラス成長見通しも、健全な財政状態で支えられいる。政府の黒字予算の持続によって、連邦や多くの州政府は多額の政府債務の償還が可能になった。

2005-06年度に、政府の純債務が完全に消滅し、オーストラリアは純債権国になった。2008年5月、連邦政府は国内総生産の1.8パーセントに相当する217億ドルの黒字予算を計上した。

オーストラリアの独立した中央銀行であるオーストラリア準備銀行(RBA)には、金融政策、特に景気循環内での消費者価格インフレ率の平均を2-3パーセント に保つ政策に責任がある。

進歩した経済機構

オーストラリアには健全で、実務的な金融規制や制度があって、ビジネスに確実性を与え、不当に遅滞することなく自由に投資できる。ビジネス志向の企業規制や破産制度があり、強力で透明なコーポレート・ガバナンスの土壌が整っている。

また、オーストラリアでは貿易や投資の障壁が低い。1990年代以来のミクロ経済改革の波及で、運輸、通信、電力、ガスなど主要な分野を含めて、競争政策が経済の継続した成功の主要な要因になってきた。 世界銀行によると、新規ビジネス開始の書経日数がOECD加盟諸国での平均20日に比べて、オーストラリアでは2日で始められる。

オーストラリアの付加価値税である物品・サービス税(GST)は、税率が10パーセントで、ほとんどすべての商品とサービスに適用される。証券取引の印紙税には課税されず、事業税率は30パーセントである。

オーストラリアの長くて広範囲にわった経済成長の期間は、国内のインフラ能力を極限にまで拡張した。この問題によってインフラ能能力に制限が生じうる事態を想定して、連邦政府は、「インフラストラクチャー・オーストラリア」と名付けた組織を2008年に創設し、国の将来のインフラに対するニーズの計画、資金供給、整備について全国的な取り組みをすることにした。

安全で、安定して繁栄するオーストラリアは、世界や域内のビジネスにとって、ますます魅力ある活動拠点になりつつある。

ご存知ですか?

オーストラリアには世界200カ国ほどからの移民が住み、アジア太平洋地域では最も多くの言語に精通した労働力がある。400万人以上が英語以外の言葉も話せる。

知識ベースの産業

前世紀なら、オーストラリアの経済的成功は、豊富な農業、その後は鉱物や燃料などの資源によるものであると、強く主張されたかも知れない。しかし、こうした部門は今でも重要ではあるが、オーストラリアは急速に知識ベースの経済国になってきた。

こうした展開には多数の要素が絡んでいる。技術的・社会的変革の速度、移動手段の進歩、意見交換の容易化、高水準教育へのアクセス拡大などである。

情報通信技術(ICT)は経済的発展の主な要因であり、世界水準に歩調を合わせるためには、ICTインフラの不断の拡張が欠かせない。オーストラリアにおけるICT市場の規模は、890億ドル相当と推定され、25,000の企業が236,000人の情報技術専門者を雇用している。

ご存知ですか?

2007年の国際化指標(コンサルティング会社A.T.カーニーが、アメリカの「Foreign Policy」誌から委託された調査)によると、オーストラリアは世界の最も技術知識の豊富な国のなかで3番目にランクされている。

金融市場

オーストラリアは域内における主要な金融センターで、世界の金融制度の中での重要な歯車のひとつになっている。

オーストラリア証券取引所はとシドニー先物取引所は2006年に合併して、世界で8番目に大きな上場債券取引所であるオーストラリア証券取引所 (ASX) になった。2007年6月30日現在、ASXでは国内時価総額1兆6,300億ドルの2,090社の銘柄が上場され、1日平均15万株の株式と40万件の先物やオプションが取引されている。

オーストラリアの証券取引時間は、アメリカの取引終了とヨーロッパでの開始にまたがっている。ASXはまた、アジアの主要証券取引所とも強力に連携している。証券保有者率は世界最高クラスで、成人総人口の50パーセント以上が、上場企業の証券を持っている。

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