オーストラリア大使館東京

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オーストラリアについて
Australia in Brief

オーストラリアへの入国

検疫 - オーストラリアの特異な環境の保護

オーストラリアを不要な害虫や病害から保護することは、国の動植物や農業を守るため欠かせない。

航空機による旅行や国際貿易が始まるまでは、地理的な孤立が自然障壁の役割を果たしていた。しかし今日の世界では、オーストラリア検疫検査局(AOIS)が害虫や病害による被害を防ぐ重要な役割を果たしている。

オーストラリアの検疫措置は、世界で最も厳しい部類に属する。毎年およそ1,100万人の旅客や乗務員がオーストラリアの港や空港を通過するので、検疫監視が大変重要な課題になっている。現在到着する旅客のほとんど全員が、到着と同時に検疫官、探知犬あるいはX線装置の何れかによる検査を受けている。送られてくる国際郵便も、すべての空輸または海上輸送の荷物と同様に検査されている。

現在の良好な動植物と人間の健康状態に対して、深刻な影響を及ぼす可能性がある外来の害虫や病気から、オーストラリアを守り続けることに政府は細心の注意を払っている。こうした害虫や病気は人や動物によって、肉などの動物製品、植物や木材などの植物製品、あるいは機械に付着した土などに紛れ込んで、運び込まれる可能性がある。

オーストラリアへの旅行者は、肉類、乳製品、卵やその他の動物製品、木製品、果物、野菜、種子、果実および生きた動物や植物などを含めて、植物や動物で作られたものはすべて申告しなければならない。害虫や病気の危険を発見して、国内への侵入を防ぐため、植物や動物によっては検疫所で別に分けて検査を受けなければならない。

オーストラリアの検疫法に違反した罰としては、罰金または禁固刑が課せられる。

オーストラリアへの入国ビザと移住要件

オーストラリアは、毎年海外から何百万人もの来訪者を歓迎している。オーストラリア国民以外の入国や滞在には誰でも有効なビザが必要である。ビザには、観光、ビジネス、スポーツ、学生や、その他様々な種類がある。

すべてのビザは渡航前に取得しておかなければならない。

唯一の例外はニュージーランド人で、この場合はオーストラリア到着時に電子ビザが発給される。訪問ビザは、オーストラリア政府の在外公館か、または世界各地にある旅行代理店や航空会社を通じて、電子的に申請できる。

その他のビザも、多くの国からオンラインの申請ができるものもある。この電子入国許可システム(ETA)は、世界で最も進歩した能率的な渡航許可のシステムである。ETAは、短期滞在やビジネス目的の入国に対する電子的に保管された入国許可で、パスポートのビザ・ラベルやスタンプに代わるもので、申請用紙の必要もない。ETAは、連邦政府の移民・市民権省と世界中の旅行代理店、航空会社、特別のサービス提供者を結ぶコンピュータで瞬時に発給される。

ETA制度は1996年に導入され、現在34の国や地点、地域などのパスポート所持者が利用できる。これまでにオーストラリア入国のため2,100万人以上にETAが交付され、目下世界各地で交付される観光や短期滞在ビザのほぼ83パーセントがETAになった。

オーストラリアでの旅行

距離はオーストラリア人にとって絶えず決定的なチャレンジであった。しかし、今なお外国からの旅行者の中には、オーストラリア国内の都市と地方の中心地を結ぶ距離や旅行時間を過小評価している人がいる。 オーストラリアの国土は770万平方キロ以上あり、およそ2,100万人の国民の大部分は、3万6千キロにおよぶ海岸線沿いに広く散在する都市に住んでいる。

総延長80万キロを超える道路が国内を縦横に走り、そのちょうど半分足らずしか舗装されていない。運転免許の保持者は1,400万人以上で、交通費がオーストラリアの家計で2番目に大きな出費になっている。オーストラリア人は道路の左側を通行し、ハンドルは車の右側にある。(日本と同様)

ご存知ですか?

オーストラリア大陸は東西におよそ4,000キロ広がっているが、これはニューヨークからロサンゼルス、ロンドンからテヘラン、バンコクから東京、シンガポールからニューデリー、香港からムンバイとの距離にほぼ等しい。

オーストラリアの鉄道網の総延長は、ほぼ4万キロメートルである。広大で地理的に孤立した島国として、自立した安全な航空産業は、オーストラリアとその経済にとって重要である。オーストラリアとその海外領土には、260ほどの認可された空港があり、その中で12空港が国際的に運用され、国際便が定期的に離着陸している。

健康保険

オーストラリアへの訪問者は、通常税金で運営されている公的な医療ケア制度を利用できない。しかし、オーストラリアと相互に医療ケアの取り決めを交わしている国の住民は、オーストラリアの公的健康保険制度を限定的に利用できる。いかなる場合でも、訪問者は適切な健康保険に関する情報を入手しておくことが望ましい。

ご存知ですか?

持込む荷物には申告が必要なものと輸入が禁止されている物があるが、輸入禁止品には次のものが含まれている:

項目 説明
卵と卵製品、乳製品 どんな形態でも、乾燥した粒状のものを含めて禁止
(例: マヨネーズ、卵入りカップヌードル、のり玉ふりかけ、親子丼の素など)
缶詰め・レトルト以外の肉製品 密封され、常温保存が可能な市販品以外は、生、乾燥、冷凍、薫製、塩漬け、保存肉、調理済みなど、どんな形態でも持込禁止
(例: サラミ、ソーセージ、カレーやシチューのルーの素(レトルトや缶入は可)、鶏釜飯の素や麻婆豆腐などが不可)
生、乾燥、薫製など、内臓を除去したものは、鮭科以外なら持込可
種やナッツ 生の種やナッツ類、それを使用した製品の持込不可
生の野菜や果物・穀物 生や冷凍の果物と野菜は持込禁止。
アジアの薬草(漢方生薬など)も不可
調理済み白米、緑茶、醤油・味噌、梅干(市販品のみ)・漬物、市販の菓子類(桜餅、柏餅など以外)は可
納豆は不可
生きた動物 犬・猫以外のペットは不可
(犬・猫の持込みは輸入許可が必要)
生きた植物 切花・根・球根・実・根茎・茎や繁殖力のある植物などは、種なども含めて持込禁止
その他 乾麺(うどん・そば)は可
乾麺でも玉子麺は不可
カップヌードルで肉・玉子入りのものは不可

最終的な持込可・不可の判断は現地の検疫官が行います。大使館にその権限はありません。

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