オーストラリアから日本への教育支援を発表
2011年4月22日
豪州首相による「日本対象教育支援パッケージ」
ファクトシート
新教育交流支援プログラム
- オーストラリア政府は、震災で最も被害を受けた地域の学生、教育関係者及び専門家に対してオーストラリアについて学び研究し、体験する新しい機会を提供したいと考えています。そしてこのプログラムを通じて被災者の生活の再建、地域社会の復興の一助になればと願っています。
- この新教育交流支援プログラムは、大学生や学界関係者、研究員を対象に、東北地方の教育の進展に貢献すべく資金提供を行うものです。
- 本プログラムは、被災により学習及び専門分野の研究を中断せざるを得なくなった方々、オーストラリアとの交流から多くを得られると思われる方を優先します。
- つまり2011年3月11日の東日本大震災で学習及び研究の継続に支障をきたした方々や、オーストラリアでの新たな研究を望む方々が対象となります。
- この他にも日豪教育交流を継続、強化するために両国間の行き来を希望する学界関係者、研究員も対象となります。
- 日本の被災地における教育の復興支援の必要性を認識し、本プログラムは被災地の教育機関に招待され短期交流のために日本を訪問するオーストラリア人大学生、学界関係者、研究員も対象に含みます。
- 本支援プログラムにより、最大100名の対象者が教育交流を行う上で支援を受けると予想されます。
- 本プログラムでは必要に応じ、旅費や宿泊費、学界交流費、授業料などを支給します。
- 留学生交流の分野においては、英語学習や職業専門教育や訓練、政府認定教育機関における高等教育も支援の対象に含まれる可能性があります。
- 本支援プログラムでは、2011年、及び2012年の教育交流を取り扱います。各該当者には約5,000豪ドル相当が支給される見込みです。
- 正確な支給額は各個人の交流提案に応じて、その都度決定されます。
- 本プログラムにおける教育交流は、平均で約2週間程度の短期派遣を想定しています。
- 申請に当たっては、日本の所属機関及びオーストラリアの受け入れ教育機関による推薦が必要となります。
- 本プログラムが東北地方の教育の継続的発展に貢献できるよう、詳細は日本政府との協力により決定します。
- 本支援プログラムの規模は、総額で50万豪ドル(約4,400万円)となります。
奨学金による支援
- オーストラリア政府はさらなる支援策の一環として、高い評価を受けてきたエンデバー奨学金を毎年日本人10名に提供します。2012年は、特に被災地の学生を優先します。
- エンデバー奨学金はオーストラリアでの学習、研究や専門的能力開発の機会を提供する、オーストラリア政府による優れた奨学金プログラムです。本奨学金は、海外での学習や研究、専門的能力開発を目指すオーストラリア人も対象としています。
- 2011年3月11日の東日本大震災による教育分野への影響を考慮し、オーストラリアでの学習、研究や専門的能力開発を行う日本人10名に対し、毎年継続的に本奨学金を提供します。
- 本奨学金は2012年、被災地の日本人学生、専門職従事者を対象とします。また状況により認められる場合に、日本の被災地にある教育機関での学習、専門的能力開発をめざすオーストラリア人も対象となります。
- 本奨学金は、修士及び博士課程の研究の場合4年間、職業教育及び訓練の場合2年半、専門的能力開発の場合4ヶ月間迄の期間を対象とします。
- 本奨学金の提供は、オーストラリア政府によるエンデバー奨学金の一環として、2012年同奨学金の募集要項に沿って行われます。
- 被災地の日本人が経験された不便な状況を考慮し、エンデバー奨学金の募集要項にある申請締切日は2011年11月30日迄延長されます。