オーストラリアが南三陸にやってきた!
2011年10月30日
60名以上のオーストラリア人(及び関係者)が、週末を利用して宮城県南三陸町を訪れました。参加者は復興支援の一環として、同町で月に一度開催される「福興市」に屋台ブースを出店し、地元の皆さんにオーストラリアの文化を味わって頂きました。
参加した在日オーストラリア大使館職員及びその家族や友人、日本に暮らすオーストラリア人コミュニティの仲間達は、焼きたてのソーセージ、ラミントン(オーストラリアの伝統的なお菓子)、オーストラリア・ワイン、ジュース等を屋台ブースで販売しました。またオーストラリア関連企業からも福引の景品として様々なオーストラリアン・グッズ等が寄せられました。屋台ブースの収益は、南三陸町及び「福興市」実行委員会に全額寄付されます。
東北地方、宮城県に位置する南三陸町は、3月11日の津波により最も甚大な被害を受けた町の一つです。東日本大震災発生直後、オーストラリアは同町に都市捜索救助隊を派遣し、76名の隊員が生存者の捜索にあたりました。ジュリア・ギラード首相は、4月に来日した際に南三陸町の佐藤仁町長と面会し、町内の避難所を視察しました。またオーストラリアは、町長の支援要請に応じて食料等、多数の支援物資を同町に寄付しました。
「福興市」は、地元及び全国各地からの出店者が食品や手工芸品等の物産品を販売する機会を提供し、南三陸町に再び観光客を呼び込んで地元経済の活性化を図るものです。10月30日(日)の「福興市」には日本全国から約21,000人の来訪者が訪れ、オーストラリアの屋台ブースにも多くの方々が立ち寄って下さいました。
さらに「福興市」のメインステージでは、オーストラリアのミュージシャンOld Man Riverがライブを行いました。閉会間際には地元の戸倉小・中学校の生徒達40名がライブステージに参加し、2008年に日本でも大ヒットしたOld Man Riverの代表曲「ラララ~みんなのうた」を一緒に歌ってくれました。メルボルンの演劇集団「ポリグロット・シアター」も、コアラやエミュー、オオトカゲを模った大型操り人形と共に会場内を練り歩き、子供も大人も笑顔になる愉快な大道芸パフォーマンスを披露しました。
今回の南三陸町「福興市」への参加は、豪日交流基金及び在日オーストラリア大使館の後援によるものです。オーストラリア関連企業からも、多額の資金援助ならびに商品等の支援提供を多数頂きました。