オーストラリア大使館東京

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スピーチ・ステートメント・メディアインタビュー

パキスタン支援国会合

スティーブン・スミス外務大臣声明

2009年4月17日
スピーチ DFAT_20090417_02

共同議長、大臣閣下、ご列席の皆様

本会合の開催国、及び議長国である日本、また共催された世界銀行に対し感謝申し上げます。

パキスタン史上重大な現在の局面において、本会合は支援の手を差し伸べようとする我々の意思と決意を象徴するものです。

本会合がパキスタン・フレンズ閣僚会合直後に開催されるのを嬉しく思います。同閣僚会合では、パキスタン政府より主要分野における優先事項が報告されました。

パキスタンは安全保障や経済、政治上の重要な課題に直面しています。これらは、同国政府の指導力および継続的なコミットメントによってのみ対処が可能です。

  • 武力抗争や過激派勢力の鎮圧
  • 貧困削減および広範な経済発展の推進
  • 国家統治および説明責任の水準向上

パキスタン国民の民主主義への信頼を維持し、投資家の信認を得るにはこれらのすべてが必要です。

ザルダリ大統領は今朝、パキスタン政府は民主化のためのガバナンス水準を向上させ、経済の安定化を図ると共に、全国民の生活を改善していくと表明されました。オーストラリアはこの決意を歓迎いたします。

パキスタンの安定や民主主義の強化、経済の活性化は、国際社会に直接的かつ明らかな影響を及ぼします。

広範な国々が本会合および今朝の閣僚会合に参加しているのは、歓迎すべきことです。

国際社会の継続的関与や参加国間におけるより緊密な連携は、パキスタンの長期的安定と繁栄を築く上で不可欠です。

アメリカのオバマ大統領がパキスタンおよびアフガニスタン支援における新たな戦略を打ち出したのを、オーストラリアは歓迎・支持します。

ここでは、テロや反乱軍対策、貿易・経済協力、開発援助における国際的な対パキスタン支援を拡大し、連携を強化するのを主たる目的とする点が強調されています。

またここでは、パキスタン・アフガニスタン国境地域における過激派勢力の脅威に対処する上で、両国や地域・国際社会の国々が協力を深めることの重要性が認識されています。

オーストラリアは他の国々と共に、パキスタンが民主化を達成しこれらの課題に対処していくのを支援していく所存です。

共同議長、私は2月にパキスタンを訪問いたしました。

本訪問時には、ザルダリ大統領をはじめギラニ首相、私の朋友クレーシ外務大臣、カヤニ陸軍参謀総長と詳細にわたる協議を行いました。

この際に、わが国によるパキスタンへの開発援助額の大幅引き上げ、両国の防衛および経済関係の強化を発表しました。

本日、オーストラリアがパキスタンに対し今後2年間で1億2000万豪ドルの開発援助を行うことを表明いたします。

これはパキスタンに対するわが国の開発援助額の倍増を意味します。

この援助は保健や教育サービスの提供に焦点を当てたものであり、アフガニスタンとの国境隣接地域も対象となります。

これは連邦直轄部族地域や北西辺境州といった過度に開発が遅れた地域で貧困や過激主義と戦う上で、戦略的に重要です。

我々はまた、地方における生活の改善や民主化へのガバナンス水準の向上、国際的に認められた人権水準の確保に重点的に取り組みます。

オーストラリアは、パキスタン政府ならびに国際社会のパートナーと連携して支援を行ないます。

こうした支援は、パキスタンの社会セイフティーネット・プログラム展開の推移など、状況の変化に対応するものです。

オーストラリアは今後もパキスタン政府ならびに国際社会のパートナーと連携を図り、パキスタンの安定や繁栄、民主化という共通の利益を推進していく所存です。

ご清聴ありがとうございました。

(原文は英語)